基本的な自宅管理の方法
特に症状の強い間は、注意してください。
・シップやテープを貼られたとき
かゆくなり始めたら直ちに外してください。糊成分が残ることでかぶれやすくなりますので、ノリ成分もしっかり洗い流してください。
外すタイミングは指示しますので、かぶれないためにも長く貼らないようにしてください。
・運動を始めるタイミング
施術を受けた日は、できれば激しい運動は避けて、効果が浸透しやすいようにゆっくりとお過ごしください。また、運動を始めるタイミングは、症状が半減してきましたら、軽いストレッチやウォーキングから始めてください。
・睡眠や入浴の取り方
『光』
特にブルーライトは、眠気を誘うメラニンというホルモンの分泌を抑え、体内時計を混乱させやすいので、寝る前のスマホは控えるほうがいいようです。寝る少し前からは強い光や、PC・スマホなどのブルーライトを避けましょう。
『リズム』
できめだけ毎日の寝入る時間や起きる時間は同じ方がいいようです。そうすることで、体内時計が規則正しくなり質の良い睡眠をとりやすくなります。
『音楽』
自然な睡眠は、副交感神経を優位に働かせることで、脳内に眠気を誘うセロトニンという物質が産生されやすくなります。眠気を自然に誘い、寝つきを良くするために、心身がリラックスできるような音楽を聴くこともお勧めです。
逆に歌詞がある音楽やアップテンポの音楽は脳を刺激して入眠の妨げになることもあるので避けた方がよいでしょう。
『入浴』
湯船には浸かる方が、血流が改善し、体の芯から温まります。体温が下がるときに眠気が起きやすくなるので、体温が低く、下がらない状態では、冷えて眠れないということがなりやすくなります。
ただし、寝る直前の入浴は、体が火照って深部の体温が下がりにくくなり、かえって眠りにくくなってしまうので、睡眠の30分前には入浴をすませておくのがお勧めです。
・食事、アルコールの摂り方
症状の強い間は、食事は八分目にして、炎症が強い間はアルコールは控えましょう。
長引く症状で困っている方がおられましたら、『使いグセ』が見逃されているかもしれませんので、ぜひ当院の検査を紹介してあげてください。
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